北里柴三郎のお札はいつから？お札に選ばれた理由は？どんな人か分かりやすく解説

北里柴三郎のお札はいつから？

お札のデザイン、肖像画が新しくなるけど

・北里柴三郎のお札はいつから？
・そもそも北里柴三郎がお札に選ばれた理由って？
・北里柴三郎ってどんな人？何をした人？

お札の顔となる人ですが、どんな人であるか、何で選ばれたのかなど知らないことも多かったりしますよね。

北里柴三郎のお札はいつから？

北里柴三郎の肖像が描かれた新しい1000円札は、2024年7月3日から発行されます。

紙幣のデザインが変更されるのは、偽造紙幣が作られることを防ぐためです。

デザインが変更される時期は定まっていませんが、およそ20年ごとに変更され、今回新たに更新されるようになりました。

今回発行される新札は

・見る角度によって券面の肖像が回転する3Dホログラム技術

・肖像の周囲に施される高精細なすき入れ模様

・紙幣を傾けると数字や「NIPPON」の文字が浮かび上がる潜像模様

・カラーコピーでは再現できないほど細かいマイクロ文字

・紫外線を当てたときに券面の一部が発光する特殊発光インキ

といった偽造を防ぐための最先端技術が取り入れられてます。

手にしたときは、実際見てみてください！！

北里柴三郎がお札に選ばれた理由は？

北里柴三郎が新しい1000円札に選ばれた理由として医学・細菌学における業績が評価されたためと言われてます。

北里柴三郎の業績は、日本だけでなく世界の医学・細菌学に多大な影響を与えたため、新しい1000円札の肖像として選ばれることになったようです。

またお札に選ばれる人物として具体的な決まりはないものの

・日本国民が世界に誇れ、教科書に載っているなど、一般によく知られている文化人。

・偽造防止の目的から、なるべく精密な人物像の写真や絵画を入手できる人物。

また、ひげ、しわが多いなども候補要因として挙げられます。

ちなみに政治家は後になってから批判される可能性があることから選ばれることはないみたいです。

新千円札の北里柴三郎の肖像画は、学者としての地位が確立した50代の頃の写真を参考に描かれています。

また、裏面は、浮世絵師の葛飾北斎の代表作である「富嶽三十六景（神奈川沖浪裏）」となっています。

また現在の１０００円札の肖像画である野口英世ですが、北里柴三郎と野口英世の間には関係あります！

北里柴三郎は野口英世の師匠にあたる人物で２人は師弟関係にあたります。

同じ細菌学者として、野口英世は北里柴三郎の指導や学びを受けています。

北里柴三郎がどんな人か分かりやすく解説

北里柴三郎は、日本の医者で以下のような功績をあげてきました。

1. 破傷風菌の発見と純粋培養成功

破傷風は、傷口から菌が入って体が動かなくなる病気です。

北里柴三郎は、破傷風の菌を見つけ、その菌を特別な方法で育てることに成功しました。

この研究で、破傷風を治すための方法がわかるようになりました。

2. 血清療法の確立

北里柴三郎は、血清療法の先駆者として知られています。

血清療法とは、病気になった人を助けるために、別の動物から取った特別な血液を使う治療法です。

北里柴三郎はジフテリアや破傷風に対する血清療法の開発に成功し、多くの命を救いました。

3. 感染症研究所の設立

1892年に私立北里研究所（現在の北里大学）を設立しました。

ここは、感染症研究の拠点として多大な貢献を果たしました。

4. 教育への貢献

北里は、東京帝国大学（現・東京大学）の医科大学教授として多くの学生を育成し、日本の医学教育の発展にも寄与しました。

北里柴三郎のお札はいつから？のまとめ

北里柴三郎の肖像が描かれた新しい1000円札は、2024年7月3日から発行されます。

新札の肖像画候補要因がいろいろとある中で、医者として研究や開発により日本の医学を進歩させてきた人物です。

医学・細菌学における業績が評価されたことが今回の新１０００円札の肖像画に選ばれた理由となります。