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七夕の由来は怖いって本当?お願い事をするのはなぜ?たなばたの名前はここから由来

七夕の由来が怖いのは本当か??
織姫と彦星が年に1回会えるとされるロマンチックとも言われる日。
でも実は、七夕の由来が怖いとされる理由もあります。
そこで、七夕が怖いと言われるのはなぜか。
また七夕に願い事をするのはなんでか?
などについて紹介しています。

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七夕の由来は怖い??

七夕の由来が実は怖いと言われる理由として考えれるのが
義父と女兄弟の妬み(日本の由来)
②神様の行為(中国の由来)

の2つにあるんではないかと思います。

①義父と女兄弟の妬み

こちらは御伽草子に記載されている話です。

昔々、ひどい日照りが続く時があり、それによって起こった飢饉が起きた時がありました。
そこで、庄屋が神様に「雨を降らせてください」と祈りました。

すると目の前に1匹の蛇が現れて、庄屋に「お前の3人の娘のうちの1人を嫁にくれれば雨を降らせてやろう」と言います。
この蛇は天稚彦という神(彦星)であります。

上二人の姉は「蛇に嫁ぐのは嫌だ」と末っ子(織姫)を嫁に行かせることに。

その後、末娘は結婚したものの、寂しくなってしまい、それを不憫に思った天稚彦が1週間だけ帰省を許しました。

この時に姉たちは蛇の正体が神であることを知り、妹を妬んで意地悪をします。
姉たちの邪魔によって末娘は1週間で帰れなくなってしまい、なんとか帰るも、天稚彦はそこにはいませんでした。

末娘は天稚彦を追い、天界まで行きますが、天稚彦をほっといて帰ってこなかったことに天稚彦の父が怒り様々な罰を与えます。

そんな罰を受け、ようやく父親から月に1度は会って良い許可が出ました。
ところが、末っ子は月に1度を年に1度と聞き間違え、会えるのが年に一度と変更されてしまいました。

このように義父と女兄弟の仕打ちにより、1年に1度しか会えなくなったことに
怖いという由来があるかと思います。

②神様の行為

天帝(神様)の娘である織女は機織りが得意な働き者でした。
一方、牛飼いの彦星も同じく働き者でした。

天帝は働いてばかりの娘を心配し、彦星と引き合わせ、めでたく結婚しました。

ところが、結婚してからの2人は仕事をせずにおしゃべりばかり。

そこで、怒った天帝が2人を引き離し、一年に一度、7月7日の夜だけ、天の川を渡って会うことを許したというのが
中国由来の話です。

親を怒らせ、引き離されてしまったことに怖いと思われるのがあるんではないでしょうか。

また、どちらの話でも1年に1回会うことになってますが、織姫と彦星は両者とも恒星であり、位置がかわることはありません。
つまりは現実的には会えることはないというのも
ある意味怖さなんではないでしょうか。

七夕にお願い事をするのはなぜ??

日本には旧暦の七月に衣服を織る風習があったそうです。これは、翌月のお盆に先駆けて祖先の霊を迎えるために行われるものでした。

作業にあたる女性は、神様に選ばれた巫女さんです。家にこもり「棚織(たなばた)」という機械を使って織物を織ったと言います。

そして、この女性のことや、ご先祖様のために竹で棚を作ってお供え物をする行事を「棚織女(たなばため)」と呼んだといいます。

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また中国において針仕事をする女性が織姫のように機織りなどが上達するようにお供え物をして祈る行事乞巧奠(きっこうでん)があり、これが日本に「七夕 (しちせき)」として広まりました。

日本の棚織女(たなばため)と中国の乞巧奠(きっこうでん)が混ざり七夕 (しちせき)が七夕(たなばた)と読まれ、乞巧奠(きっこうでん)由来の祈りをすることが、七夕にお願いをするようになったとされています。

七夕は日本だけ??

七夕は日本だけでなく、アジア圏でもお祝いされています。

中国では男性から女性にプレゼントを渡し過ごす、台湾ではカップルと過ごすなどカップル向けの行事として行われることが多いです。

韓国では、願い事はせずに祭壇でお供え物をします。また七夕の日は久しぶりに再会できた2人のうれし涙を表すとして雨の方が良いとされています。

また、ヨーロッパで七夕に似た星の物語があったり、アメリカやブラジルでも最近では七夕のお祭りをする所が増えてきました。しかもアメリカやブラジルに関しては仙台七夕まつりの業者から技術協力を受け、大きなくす玉や吹き流し、花飾りなどを行う行事として親しまれています。

ワールドワイドな行事ではありますね。

七夕はいつからの行事??七夕の歴史

始まりは奈良時代に乞巧奠(きっこうでん)が伝わったことになります。

最初は貴族や武家の行事として行われていましたが、江戸時代になる頃にには庶民にも伝わりお祝いしていたそうです。

江戸時代では短冊に詩歌を書いていたそうですが、江戸時代後期には現在のように子供の行事へと変わっていきました。

七夕にそうめんを食べる理由

七夕にそうめんを食べる理由としては、諸説あります。

食欲がなくなり体力が落ちる夏にそうめんを食べて、1年間の無病息災を願う。織姫が織機で使う白い糸をそうめんに見立てて食べるなどがあります。

七夕祭り

七夕といえば、祭りも各地で開催されますね!
なかでも有名な三大祭りが行われるのが

  • 仙台七夕まつり
  • おりもの感謝祭一宮七夕まつり
  • 湘南ひらつか七夕まつり

があります。

仙台七夕まつり
伊達政宗公がいたころから始まっていたとされる仙台の七夕まつり。
歴史深く、街中が七夕飾りで埋め尽くされ祭りです。毎年200万人を超える多くの観光客が
来ています。

おりもの感謝祭一宮七夕まつり
一宮市民の守り神である真清田神社の御祭神、天火明命の母神が、太古から織物の神様であることから織物と縁の深い織姫・彦星にちなんだ、おりもの感謝祭一宮七夕まつりを開催しています。

湘南ひらつか七夕まつり
日本一といわれる七夕飾りの豪華さがある湘南ひらつか七夕まつり。
中には、10mを超える大型飾りもあるほどです。豪華さに加え、時代ごとの流行や話題を取り入れた七夕飾りのある祭りです。

 

まとめ

七夕の由来が怖いとされる理由や、願い事をする理由について
紹介してきました。
年に1回だけ会える日という部分だけ見るとロマンチックではありますが、
その原因となったのは怖いとも言えるのかもしれませんね。
七夕の裏事情を考えつつ、七夕のイベント等を楽しんでみて下さい。

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