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キャベツの千切りが臭いのはなぜ?原因や予防方法、対処方法の紹介

料理・食べ物

キャベツの千切を作ると毎回臭い。
何が原因?切り方が悪い?キャベツの問題?
臭い原因は使う部分やキャベツ自身に問題があります。
そこで、キャベツの千切りが臭くなる原因や、臭くならない予防方法。
臭くなってしまった時の対処方法などについて書いてます。
キャベツの千切りが臭くて困っているという方は参考にしてみて下さい。

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キャベツの千切りが臭い原因

キャベツの千切りが臭くなる理由を紹介します。
1つの場合もあれば複数の原因が同時発生してることもあります。

温度

温度があがることで野菜に付いた細菌の繁殖、
野菜が傷んだりすることでニオイが発生しやすくなります。

冷蔵庫に入れておき、すぐに切る。すぐ食べるのが重要です。

キャベツの品種

品種が、2~4月が収穫時期では「寒玉種」、収穫期が5月頃には「中早生種」へ切り替わります。

中早生種のキャベツは、寒玉種に比べて呼吸量が多く、キャベツ独特のニオイが強くなりやすいです。
そのため、春はキャベツの千切りが臭くなりやすくもあります。

こればっかりは、どうしようもないことです。

成分が反応

キャベツにはイソチオシアネートという成分が多く含まれています。
このイソチオシアネートが酸素に触れると、ジメチルスルフィドまたは硫化メチルと呼ばれる物質に変化し、匂いを発生させます。

キャベツがカットされたことで、切り口が酸素と触れやすくなり、結果的に臭いニオイを発生させやすくなります。
千切りであることから、余計に空気に触れる部分が多くなり、臭いが強くなってしまいます。

余談ですが、ジメチルスルフィドは、ガスのにおい付けにも活用されています。
匂いを利用して安全面でも活用されるメリットもあるんです。
なので、キャベツの千切りがガス臭いなんて思う方もいると思います。

土壌・産地の環境

キャベツの成分が原因としてはメチルイソボルネールという物質も考えられます。

これは、キャベツが育った土の中に含まれる微生物が作る物質で、
水道のカビ臭さの原因とされています。

人間の嗅覚はこの物質のニオイに敏感で、ほんの微量でも、すぐに「カビ臭い」と感じてしまいます。

なんで、キャベツの千切りがなんかカビ臭いなーという時は、メチルイソボルネールがふんだんに出てるんだなーと思うと良いです。

腐ってる

腐ってるときは臭いも少し、違いますし、臭い以外にも見た目で
わかったりもします。

・酸っぱい臭いがする
・ぬめりがあり、茶色の汁が出る
・葉が解けてる

などといった臭いや見た目は、腐ってしまってるので、
食べるのは止めたほうがよいです。

キャベツの千切りが臭くならない予防方法

キャベツの千切りは切る時、切った後に
処理工程を増やすことで、未然に防げます。

切る時

・外側の葉は避ける。
・芯は避ける。
・食べる分だけ切る。

切った後

・水につける、冷水で洗う。
・湯通しする。
・酢水につける。

全部をやる必要はないです。

一番効果があるのは酢水につけることです。
酸性にすることで匂いが発しなくなるそうです。
また、酢水につける際は
・お酢を加え過ぎない
・長時間浸さない過ぎない(2~3分で良い)
ことが大事です。
余談ですが、酢水はほかのことにも使え
レタスをさっと浸せば変色予防になります。
オニオンスライスを浸せば辛味が抜けます。
一緒に使うことがあれば、酢水でまとめて、処理しておくと
便利ですよ~

キャベツの千切りが臭いときの対処方法

臭いが取れなかったり、そもそも処理がめんどくさい。
けど臭いのも嫌。

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そんな時はズバリ、炒めて、濃い味つけをするのがおすすめです。
油によって臭いが軽減しやすくなります。さらに味つけでごまかしちゃいましょう。

炒めてソースやカレーなどで味付けするだけで、おいしく食べられます。

匂いがするキャベツは食べても大丈夫?

ジメチルスルフィやメチルイソボルネールの成分による匂いがする
キャベツであれば、食べても問題ないです。

臭いだけで、害があるわけではないので。

ただし、スープなどに使うとキャベツの臭いが溶けだしやすいので、
使う料理は考えた方が良いです。

キャベツの保存方法

キャベツを買って丸ごと保存する場合は以下の点に気をつけてみて下さい。

①芯をくり抜く。または、つまようじをさす。
②濡れたキッチンペーパーでくるみ、ビニール袋に入れる。
③10℃以下で保存

なんと、キャベツは収穫後も成長を続けます。
そのため、そのままにしておくと葉の栄養分が芯に奪われていくことに。
そこで、芯に3箇所ほど、つまようじをさすだけのお手軽さで成長が止まり
2週間程度日持ちするようになります。

芯にさすグッズ、くり抜くグッズなんかもあります。
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キャベツの栄養素

食物繊維

キャベツと言えば、食物繊維とまず考える方も多いのではないですかね。
よく、キャベツ何個分の食物繊維なんて言いますもんね。
その言葉の通り、キャベツには食物繊維が多く含まれ便通を良くしたり、
脂質を排出することが期待できます。

ビタミンB6

ビタミンB6は糖質や脂質、たんぱく質からエネルギーをつくり出し
エネルギー代謝の働きをしてくれます。
免疫機能の維持にも働いてくれます。

ビタミンC

ビタミンCというと美肌へのイメージが強いですが、美肌へ良いことでけではありません。
不足することで、疲労感や気力低下などにもつながるので
元気に過ごすためにも、しっかり摂取するべき栄養素です。

ビタミンU

別名の方が聞き覚えがあると思いますが、ビタミンU(キャベジン)が
キャベツには多いです。

胃の粘膜を保護し、胃腸の粘膜の新陳代謝を促進するはたらきがあり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防や治療に用いられています。

トンカツに付き物のキャベツの千切り。
キャベツを食べる事で脂っぽさでの胸やけを起こす事も少なくなります。
胃が弱っている時には胃が楽に感じるようにもなります。

その他、ビタミンKやカルシウム、カリウムといった栄養素も
含まれます。
なんとなく栄養が少なそうなイメージがありますが、
色々と含まれて体に良い野菜です。

まとめ

キャベツの千切りが臭い原因や対策についての紹介でした。
原因は色々とありますが、低温で管理し、切って、酢水などに漬ける。
調理後はすぐ食べるということをしていれば、ほぼほぼ気になることはないと思います。
栄養も多くある野菜なので、積極的に食べてみて下さい。

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