おいしいから、ついつい食べすぎてしまう文旦ですが
食べ過ぎることによる体への影響はあるのか。
そこで、この記事では文旦を食べ過ぎるのはダメなのかどうか。
体への影響はあるのか。
また、文旦に含まれる栄養成分や、そこから期待できる効能なども紹介しています。
文旦が好きでつい食べ過ぎるという方は参考にしてみて下さい。
文旦の食べ過ぎはダメ?体に悪い?
お腹がゆるくなる
文旦の成分に含まれるペクチンによって食べ過ぎると
お腹がゆるくなる可能性があります。
太る可能性がある
果糖、カロリーのとりすぎで太る可能性があります。
果物だし、大丈夫かなと油断して食べ過ぎると、太る可能性は
十分にあります。
文旦の栄養成分
文旦には
ビタミンC、E、カルシウム、マグネシウム、葉酸やシネフィリン、クエン酸、ペクチン、ナリンギン、GABAなどが栄養成分として含まれてます
特に文旦にあるビタミンC含有量は柑橘類でトップクラスです。
文旦を半分食べただけで一日に必要なビタミンCが十分とれます。
1個でだいたい400g~600gほどになります。
栄養成分から期待できる効能
ビタミンC
動脈硬化、心疾患などの予防、抗酸化作用で活性酸素から体を守ってくれる作用、免疫力活性、シミやシワ、肌荒れを防ぐ作用、ストレスへの抵抗力を高める作用などがあります。
シネフィリン
文旦に含まれるシネフィリンという栄養素はビタミンCと一緒に摂ることで風邪予防の効果を高めてくれます。
脂肪燃焼や疲労回復なども期待できます。
クエン酸
クエン酸は代謝を高める働きがあります。
また、疲労回復や血液をサラサラにするなども期待出来ます。
ペクチン
ペクチンには整腸作用があるので、おなかを壊しているときも便秘気味のときも良い状態にもっていってくれます。
ナリンギン
またまた聞き慣れないかもしれないナリンギンという成分。
ナリンギンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用、血流改善から
食欲抑制なんかも期待できます。
ヌートカトン
グレープフルーツにも含まれる、香り成分であるヌートカトン。
ヌートカトンは嗅ぐことでエネルギー消費量を増加させ内臓脂肪蓄積を抑える作用があります。
グレープフルーツを嗅ぐだけダイエットなんてのも一時期、流行りましたよね。
GABA
GABAはストレス解消、不眠改善なんかに働きかけてくれます。
果物って朝のイメージが強いですが、疲労回復やストレス解消、食欲抑制なんかを考えると夜に食べると良いのかなと個人的には思います。
高血圧の人は注意
体に良さそうな成分が多いですが高血圧の方は注意も必要です。
高血圧で薬を服用中の方は、文旦の成分の一つであるナリンギンによって
血圧が下がりすぎる、心拍数が上がりすぎるなどの可能性があります。
一緒に摂取しないよう注意して下さい。
文旦とは
高知県の特産品ともいえる果物で、甘みと酸味のバランスが良く、すっきりとした香り、ひと粒ひと粒がプリッとしていて食べ応えのある食感の柑橘果物です。
後味が良いのも特徴です。
種類
土佐文旦
甘みと酸味のほどよいバランスの味。
香りも良いのが特徴です。
水晶文旦
糖度が高く、土佐文旦よりも甘め。旬は秋頃。皮の色が緑。
余談ですが、文旦とオレンジが自然交配して出来たのがグレープフルーツになります。
旬の時期
9月~11月くらいに水晶文旦が旬となり
2月~4月くらいまでが土佐文旦の旬になります。
保存方法・日持期間
文旦の保存は常温になります。
風通しの良い直射日光が当たらない所に置いておくと良いです。
日持期間としては1ヶ月程は持ちます。
味は甘い?酸っぱい?
文旦の味は甘くもあり酸っぱくもある程よいバランスになってます。
出荷時期によって味も変わり、早い時期の出荷分は酸っぱさが強め、
遅い出荷のものは甘みが強くなります。
まとめ
文旦の食べ過ぎは良くないのかどうかや、栄養素についての紹介でした。
おいしいだけでなく体へ良い影響を与える成分が多い文旦です。
1年の中でも食べられるのは限定的な果物です。
店頭、ネットで販売されてるときは是非食べてみて下さい。
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